施工事例
桟唐戸補修
解体・締直し
新しい建具(開き戸)は、初めは直角で作られていますが、時が経つに従って、重力に負けてさがってきます。最終的には平行四辺形のような形状となり、開閉が困難になった建具を一度解体し、直角を出して再度締め直します。
各部補修
折れた部材の取替えや継木、割れた板の埋木や取替え、ゆるくなったクサビの打ち替え等を施します。
再組立
完全に解体した建具は、再度同じ場所で元通りに組む必要があるため、番付けと表裏の印をつけておきます。
古い建具は長年の木の癖がついているので、必ず必要な作業となります。
金具取付
飾り丁番の取付けです。この建具では上下のみ取替え、新調しました。
まだまだ使えるものは、できるだけ再使用するように心掛けております。
また、形状についても、既存の金物となるべく同じ形になるように製作しております。